「ちいちゃんのかげおくり」読書感想文 #小学3年生

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図書の情報


題名:ちいちゃんのかげおくり
作:あまんきみこ

収録:国語 3 下巻 あおぞら
出版社:光村図書





ほぼ全ての小学校の教科書に載っている物語です。
親世代の方も、教科書に載っていたのではないでしょうか。



私も小3の国語で習ったのですが、悲しい物語だったということと、家族でかげおくりをしたということだけを覚えていて、ちゃんとは覚えていませんでした。

娘の宿題で音読してもらったら、思ったより辛いお話でした。


ちいちゃんが家族とはぐれて一人ぼっちで最期を迎えます。
最後には幽霊となって家族に会えたという描写でしたが、現実には一人です。


こんな悲しいお話、小学3年生で習うのかと改めて驚くと同時に、ニュースでは広島に住む子供達は幼稚園の頃からそういう教育がされると話していて、更に驚きました。

こういう悲しい気持ちになるのも、大切な教育の一つなのでしょうね。






作業の情報


作成時間:国語の授業の一環
作成時の学年:小学3年生/11月





はじめて読んだ感想を書こう(70文字)


さいしょは、たのしそうにかげおくりをしていたのに
だんだんこわいばしょになっていくなんて
かなしいお話になっていくのかぞくぞくしました。



評価


今回は、初めて読んだ感想を書くという課題だったそうです。


全部ひらがな!!
内容以前に、漢字を書いてー(泣)



「ぞくぞくしました」ってそういう使い方する?と違和感があって辞書を引いたら、恐怖で体が震えてしまう時も「ぞくぞくする」を使うらしいです。
ワクワクするときに使う単語だと思っていたので、恐怖で使うのは聞いたことなかったです。
たぶん間違っていると思うけど、先生にも訂正されなかったので見なかったことにしちゃいます(笑)




さいしょは、たのしそうにかげおくりをしていたのに
だんだんこわいばしょになっていくなんて


この部分は良いですね。

最初は楽しそうな描写、だんだん怖くなっていく。

その移り変わりが読み取れていたのは素晴らしいです。



でも、全部ひらがな……。
あまりにも酷いので、担任に「字は汚いし漢字を書いてくれない」と泣きつきました。







第四場面のかげおくりについて考えよう(127文字)


お母さんに会えないかとドキドキしたけれど
お母さんに会えてほっとして
なんかわからないけどちいちゃんがお母さんに会えてうれしいと思っているかもしれません。
一方お母さんもちいちゃんに会えてうれしい気持ちになっているのではないのですかと思っています。
(全部ひらがなで書いてあったのを、私が漢字に打ち直しています)



評価


やっぱり全部ひらがな!!!!
そして、先生が「↑漢字を使う」とコメントを書いてくれました。
泣きついたおかげで先生がコメントしてくれて、漢字に対する意識が変わってくれると良いのですが。




お母さんに会えてほっとして
なんかわからないけどちいちゃんがお母さんに会えてうれしいと思っているかもしれません。

「なんかわかんないけど」って(笑)
それ文章にしなくていいのよ(笑)




それより、「ちいちゃんはお母さんに会うことができなかった(天国へ行く間際に会った)」というストーリーだけど、「会えてほっとした」「会えてうれしい気持ち」って書いてある。


内容を理解してそれでも最後に会えて嬉しいと書いているのか、理解せずに単純にハッピーだと思って書いているのか。
若干疑問が残ります。





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